注意
感想記事を書くにあたって、「ブログや scrapbox といった公共発信においてどこまで内容などに触れて良いか」を軽く調査しました。
結果として、「引用や翻案権に注意する」「表紙の写真は貼らない」などのポイントが見えてきたのでそれを実践しつつ記載して見ます。
何か問題などありましたら do_su_0805 (@do_su_0805) | Twitter までよろしくお願いいたします。
慣れてきたりもう少しまとまってきたらそちらもブログに書けたらと思います。
読んだ本
https://www.amazon.co.jp/dp/B07KWLFXX1/
ISBN-10 : 4799107771 ISBN-13 : 978-4799107775
感想
はじめに、僕は結構この手の本を読むのを諦めることが多い。
理由としては、ライフスタイルなどに関する本において、大体筆者の行動のきっかけに共感ができなかったり、差し込みにイラッとすることが多いからである。 *1
今回もそうかなぁ... とビクビクしながら読んでみたところ、そこまでのものはなく「そういうことがしたかったんだね」くらいに思える程度での紹介などで読みやすかったというのが助かった。*2.
タイトルの通り、「早起きをして活動を行うとどういうメリットがあるか」という話ではあるんだが、筆者の体験や経験、理論に基づいて「別の誰か」に実践したもらった時のストーリーや結果があるのがパターン評価できてよかった。
結構「とにかく早起きはすごいんだ!」みたいな論調になる本を見かけるけど、この本だと「この人はこういう目標がある中こういうことに困っていた。そこで早起きをして活動時間を確保したところ、こういうメリットを享受できて、結果目標を達成できた(ないしはできそうである)」という流れでの紹介が何パターンもあり、自分の場合どういう実践が取れるかという参考になるのがとてもよかった。
また、心理学的なメソッドやパターンを紹介しつつ、それに当てはめた説明がなされることも納得感がありよかった。根性論みたいな話題でもないので心穏やかな気持ちで読み進めることができた。
少し引いた視点で読んでみると、「早起きをするという『活動』を継続するためのメソッド」をさまざまに説明してくれている本でもあるので、任意の活動に置き換えた時のアプローチパターンという読み方もできるな、と終盤気づいてこれは新鮮な気持ちになった。
( ただし、具体的なメソッドを省いて要約するとつまりは PDCA なんだな、ということもなんとなくわかり、PDCA!PDCA! と叫ぶだけではなくて、それが自然と遂行されるような具体的なメソッドまで落とし込んで説明・理解することが大事なんだな、ということにも気づいて面白かった )